こんにちは、WPホームページ研究所の運営サポートチーム(@WP_LABO)です。
無料ブログとワードプレスのブログどちらを始めるかで生まれる大きな違いについてご紹介いたします。前回に別の記事で書いた「ワードプレスと無料ブログの違い【メリットとデメリット】」の補足です。
目次
【見落とし厳禁】無料ブログかワードプレスでブログを始めるかで生まれる決定的な差とは
結論から言うともっとも大きな違いは「コンテンツの所有権限」です。
つまり、レンタルサーバーを借りてワードプレスをインストールしたブログはあなた自身の所有物です。一方で無料サービスでアカウント開設したブログは運営元の会社に「所有権」があります。
最近は規約に「所有権は作成者にある」と書かれているサービスもあります。しかし、無料サービスでは作成コンテンツの二次利用などの制限がむずかしく本人とは予期せぬ形で利用される可能性が高いです。
ブログの所有権とは?
もし予算の都合で無料ブログを始めようとしているならアカウント開設時の規約によく目を通しましょう。
無料で提供されているサービスは運営元のさじ加減で運営をストップできますよね。もちろん、意図的に停止していなかったとしても途中でブログサービスのルールが変わったり状況によって変化していきます。
わかりやすく言えば「土地を借りて家を建てる」のがレンタルサーバー上にワードプレスを立ち上げたブログ。そして「誰かが所有しているマンション」に住まわせてもらうのが無料ブログです。
問題は所有権なのか?
たとえばアメブロのような無料ブログサービスをどこかの会社が無料で立ち上げたと考えてみてください。
そうすると広告予算を使って多くのユーザーを集めますよね。サービス開始時は利用ユーザーが1人もいなかったとしても少しずつ人が集まって100人、1000人、10000人と次第に参加者は増えてきます。
人数が増えると大変なのは「管理」です。運営元も「無料ブログ」のなかで利益を出さなければなりません。当初予定していた収入源をどれだけ確保できるかは運営会社にとっても死活問題だからです。
無料にはさまざまなユーザーが集まります。そのなかには「ブログA」を二次利用した引用ブログなどが立ち上げられるかもしれませんよね。誰がどういったコンテンツを運営するかは基本的に参加者は制限できませんので第三者によってコンテンツの一部を利用されたとしても後からどうこう言うのがむずかしいです。
無料ブログサービスはあらゆる面で制限をしにくい
たとえば以下が考えられますよね。
・無料ブログサービス運営元の都合で規約を途中変更する可能性がある
・自分自身で作成してきたコンテンツを二次利用される可能性がある
・規約に準じるため所有権/著作権/二次利用の権限が曖昧になりやすい
カンタンに言えば「無料」のサービスは運営元の都合で即停止できるような規約になっていることが多いので何年もかけて書きためたコンテンツが一瞬で水の泡になる可能性があるわけです。
無料ブログサービスで過去に変わった規約変更
参考までに無料ブログとしてもっとも有名なアメブロで過去にあった規約変更をご紹介いたします。
2012年12月:ビジネス目的の利用(商用)やアフィリエイトが全面的に禁止される
2018年12月:副業解禁の流れが後押しして商用利用やアフィリエイトが解禁になる
2020年04月:アメブロ独自アフィリ開始で外部アフィリエイトリンクの利用が禁止
あと表現の自由にも制限がかかっています。たとえば「〇㎏痩せた」とか「美肌になった」などの表現もグレーです。こういった内容に関するルールは運営元が悪いわけではなく法律などの絡みもあります。
参加者が多いサービスであればあるほどルールは厳しくせざるを得ないので仕方ありませんよね。言ってしまえば「誰かのマンション」に住まわせてもらっている以上は守らなくてはならないルールが多くなる。
やはり運営元も利益がなければサービスを維持できませんので時間が経過していくなかでルール変更があるのは当然の出来事ですよね。以下は無料ブログサービスの利用時によく言われる内容です。
・他社の広告が勝手に差し込まれる
・規約違反で削除される可能性がある
・運営元の都合でサービスが停止する
そのほかでも「デザインを自由自在にカスタマイズできない」など見た目での制限も意外とあります。長期的に自分自身のコンテンツを積み上げて大切にしていくなら無料ブログはおすすめしませんが必要に応じて「サテライトサイトとして活用する」など考え方次第ではまだまだ活かす方法もいくつかあります。
まとめ
今回は「無料ブログかワードプレスでブログを始めるのか」のどちらがよいかについて解説いたしました。
長期的にコンテンツを積み上げていくなら「レンタルサーバー内にワードプレスを立ち上げる」ことをおすすめしますが、すでに本サイトがあるなど状況次第ではあえて無料ブログを活用するケースもあります。
二次利用などを踏まえた所有権という部分ではどうしても無料ブログは不利になるのでこれから本格的にブログを運営していこうと考えられている場合は色々な情報を収集してから考えてみてくださいね。
最新式の無料プラグインを事前公開
WordPressは公式サイトに登録済みのプラグインだけで全機能を補足しきれません。当サイトでは使いやすさを追求した魅惑的なプラグインを無料でダウンロードいただけます。運営ホームページのマーケティング力をさらに高めるチャンスです。まずは無料でDLしてお試しくださいませ。
→ 改良されたプラグインを確認する