
WPホームページ研究所運営サポートチーム監修のオムスビ(@OMUSUVIcom)です。
あらためて振り返るとWebデザイン業界に入ったのは今から10年以上も前の出来事。当時ほとんど同じ時期に入社した同僚で美大卒の方がいらっしゃいました。専門学校と美術大学ではレベルの差も歴然。担当したデザインを見せてもらった段階で瞬時に悟りました。色使いや仕上げ方まで含めてどう考えても比較にすらなりません。
圧倒的な差を体感した私は天から地面に叩き落とされた気分です。そして明らかに不足している技術を補うために直属の上司へ「どうすればデザイン力は高まるのか?」とド直球な質問を投げかけていました。
下記でカンタンにまとめておきますね。
センスを磨く唯一の方法
今思い返しても上司のアドバイスは実に的確でした。答えは「いいものに触れる」というシンプルな回答です。つまり、本物を知って独自の感覚や判断力を高めながら日々基準値を塗り替え続けることが成長へとつながると教えてもらいました。自分なりの解釈で言えば「本物を本物だと見極められる力が必要」だと考えています。
1. 感性を豊かにする
まず前提として自分自身が優れているとは一度も思ったことはありません。どんな競技でも実力が上の人は多くいるのが普通ですよね。というより解釈の仕方次第で小さな可能性にフタをしてしまいかねません。
言い方を変えると「過信」は時に成長の邪魔をするということなのかもしれません。もちろん、すべての人に当てはまるものではなくケースバイケースです。根拠なき自信が役に立つような場面もあるでしょう。
なるべく頭を柔らかくして多角的に物事を受け入れて、そのうえで偏った情報に踊らされない意識を確立する。何事も固定観念には縛られず決めつけない。でも慎重になることも忘れないといったバランスです。
2. 見分ける力を養う
仮に「デザイン力を上げたい」のであれば1枚でも多くの絵を見ることが近道です。
もっとも効果的なのは全国各地の美術館でたくさんの作品に見ることですね。ただぼんやりと絵画を眺めるのではなくさまざまな解釈を行うという工程も重要になります。描かれている対象物を見て背景情報も読み取ったりもっと視野を広げて作品が飾られている部屋の設計にまで目を向けたりレイヤーを切り替える作業が必要です。
わかりやすく言えば自分なりの正と誤を繰り返し重ねることで必要とする力が徐々に養われていきます。目指しているゴールに早く到着する人もいればある程度時間が必要なパターンもあり結局は状況次第です。
3. 常に成長段階と捉える
たとえどういった作品を制作するにしても「その時点で実現可能な120点」で作り込まなければなりません。
そしてあまり時間をかけずに作った80点とたっぷり時間を注いで作る120点も周りから見れば大差がないという点も重要です。もし仮にクオリティを優先してもその段階での限界値は誰もが限られていますよね。
そういった経過による成長までを加味して「現時点と半年後の80点は大きく違う」と理解しておきましょう。
まとめ
本日は「実力を伸ばしていく考え方」を解説させていただきました。
柔軟性を持つということはある意味「学校教育のスタンスとは真逆」になるため意識の確立が必要となります。頭ごなしに否定せずそして盲目的に信じ込まないという相反する要素もあるのでカンタンではありませんよね。成長はプロセスも含めて単純ではなくとても複雑なので習得までに誰もが何十年以上とかかる気がしています。
本記事がご参考になれば幸いです。
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