【必読】ダイナミックプライシングは時価の寿司屋さんと似た仕組み

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こんにちは、WPホームページ研究所の運営サポートチーム(@WP_LABO)です。

本日はダイナミックプライシングの仕組みについて補足させていただきます。ダイナミックプライシングは時期によって取扱商品の価格が変わる「リアルタイムで価格が変動する販売方法」です。

【重要】ダイナミックプライシングは時価の寿司屋さんと似た仕組み

カウンター形式のお寿司屋さんでは寿司の値段が値札に書かれていますよね。

店内の壁に価格が書かれたお寿司屋さんもあれば、専用のメニューが用意されているお寿司屋さんもありますがなかには「時価」と書かれた値札で、その時々で価格が異なるお店もあります。旬な食材は市場で値段が高騰するのでお寿司屋さんで販売するときも自然と価格は高くなり、時期が外れると安くなります。

在庫数に応じて価格が変わるダイナミックプライシング

ダイナミックプライシングは時期に応じて販売価格が変動するので「お寿司屋さんの時価」と似ています。

ただ、お寿司屋さんの「時価」は“在庫状況”に応じて価格が変動しているわけではありません。お店の在庫数ではなくてあくまでも「その日に仕入れた量と金額から提供する価格を決定」しているわけです。

仮にお寿司屋さんで新年1月1日に大トロを時価1500円で提供していたとして、残り最後の1つの大トロになったとしても時価は1500円のまま変わらず、売り切れるまで価格が変動することはありません。

秒単位で価格調整が入るのがダイナミックプライシング

以前にご紹介したダイナミックプライシングでは在庫数に応じて価格が変動していましたよね。

【ダイナミックプライシング】購入時期で価格が自動変動する仕組み

しかし、一方で“お寿司屋さんの時価”は「1日単位で価格が変動する」ことが多いです。

たとえば同じ店舗でも「1月1日の大トロと1月5日の大トロの時価」が同じとは限りません。もし同じ日で午前中なら1500円、夕方は1700円に変わるのであればダイナミックプライシングになりますよね。

とはいえ1日の間でお寿司の時価が変更される店舗はほとんどありません。

時価とダイナミックプライシングの違い

ダイナミックプラシングは「AI(人工知能)を活用した値付け」です。

以前の記事ではスニーカーを例に出しましたよね。もちろん、飲食店にも応用はできます。

<時価の場合>
・大トロ
1500円

<ダイナミックプライシングの場合>
・大トロ
17時 1300円
19時 1700円
※19時以降は在庫量が10%を切ったら1%毎に1割ずつ値上げ

といった運営も可能です。ダイナミックプライシング的な値付けを導入すれば「早い時間に来店すればお得」という印象を与えることができるので店舗の混み具合も調整できます。

もし17時頃は店内が空いていて、19時頃から混みやすい店舗なのであれば、ダイナミックプライシングで17時頃にお得なメニューが揃っているようにすれば来店可能なお客様は17時に訪れますよね。

ダイナミックプライシングの飲食店

フードロスが発生しやすい飲食業務はダイナミックプライシングと相性が良いです。特にコロナ禍では混み合う時間帯をうまく分散しないと「蜜」が発生するリスクもあるので時間帯での価格変動は有効です。

・17:00~17:30 1100円
・17:30〜18:00 1300円
・18:00〜18:30 1400円
・18:30〜19:00 1500円
・19:00〜19:30 1700円

当然、どういった価格変動に設定するのかも重要ですが、まずは一部の商品だけにダイナミックプライシングを導入して数ヶ月間しばらくテストしてみると影響も最小限で抑えられます。重要なのは事前テスト。

ダイナミックプライシングが本格導入された飲食店は?

飲食業界に本格的なダイナミックプライシングが導入される日も近いかもしれません。

現段階ではまだ聞きなれないシステムなので時間の問題もありますが、こういった仕組みは少しずつ市場に浸透していき、相性の良いジャンルがあればどんどんと積極的に使われるようになります。

これだけ多様性が求められる世界になってくると、分や時間単位で価格が変動する時価もあっていいですし、一般的なお寿司屋さんのように「1日単位で時価が変動する」のもいいですよね。

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まとめ

ダイナミックプライシングは在庫状況に応じて価格を変動させる仕組みです。

在庫以外の状況に応じて価格を変動させるという考え方もありますよね。在庫数以外で言えば「時間」。

・11:00~11:30 500円
・11:30〜12:30 550円
・12:30〜13:00 700円

価格差だけで見ると「700円で食べるメリット」が見えにくいですが、条件に喫煙OKを入れたり、サラダ無料などを足したり、時間以外や在庫数以外の条件を絡めた価格変動をつけるのも有効です。

来訪者が好みに合わせて(損をせずに)自由に選べるのはお店の強みでもあります。ダイナミックプライシング的な考え方を自分自身のビジネスにどう活用するのかをしっかりと計画していきましょう。

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