こんにちは、WPホームページ研究所の運営サポートチーム(@WP_LABO)です。
最近はさまざまな媒体で「非中央集権化」というワードを見かけますよね。ちなみに中央集権は「権能が中心に集中されている状態」を指します。非中央集権SNSとして有名なマストドンとは対照にTwitterは中央集権SNSとして認識されているのが一般的です。一箇所に権力を集中させないことが「非中央集権化」となります。
トレンドは非中央集権化
わかりやすく言えばビットコインが人気の理由は「非中央集権という仕組み」にあります。発行枚数が決まっていてやりとりもブロックチェーン上で管理されているので個人や企業に力が集中しないからですね。
非中央集権のSNS
今やTwitterは1つの巨大メディアとして力を持っています。どこまでが真実かはわかりませんが注目されている情報として表示内容を企業側でコントロールされていたとすると流行りを作り出すことも可能です。
しかし、考え方次第では誰かにとって都合の良い情報ばかり流されてしまうと情報の統制もできる環境になるので健全な状態とは言いにくいですよね。中央集権という仕組みはそういった危険性を持っています。
上記のような背景もあって分散型SNSが出るきっかけにもなったわけです。
情報の透明化
力を一箇所に集中させないという意味でも非中央集権化を望んでいる人は多いです。
株式会社では役員など限られたメンバーで意思決定が行われるので意見を分散することもむずかしくなります。偏った意見を採用することはメリットもあればデメリットも多いので「トレンド」として非中央集権がある現状では支持されにくいのも事実ですよね。表面上の多数決(出来レース)も存在すると正義もまかり通りません。
組織の形態で「DAO」が注目されている理由も分散型自律組織として非中央集権化が実現できるからです。
意思決定の所在
非中央集権は“意思決定をする主体”が存在せず「純粋な多数決で物事が決まる健全なシステム」を指します。
中心になる人物や企業がいなければ物事の決定も民主的となり明確な運営者がいない状況も相まりプロジェクトが破綻してしまう可能性も低くなります。そもそも大半がブロックチェーンでシステム的に管理されているので不正を行うことすらできません。透明性を追求した結果として注目されたのが非中央集権という考え方ですね。
組織形態で言えばヒエラルキー型と比べてティール型は非中央集権的に物事が決定する例がよく似ています。
まとめ
本日は「非中央集権のトレンド」について解説させていただきました。
これまでは多くのプロジェクトが「中央集権型」で進められてきましたよね。逆に言えば指示がなければ動けずどのように取り組めばいいのかの判断がつかず困ってしまうという人も多かったはずです。今後どちらが中心となっていくかはわかりませんが両方のメリットとデメリットを把握しておくことがキーになりそうですね。
本記事がご参考になれば幸いです。
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