
WPホームページ研究所運営サポートチーム監修のオムスビ(@OMUSUVIcom)です。
日本では「.com」と「.jp」の独自ドメインがどちらも人気ですよね。定番ドットコムと見た目がすっきりのドットジェーピー。当研究所へご依頼いただくお客様もどちらかを使っているパターンが多いです。
下記でカンタンにご紹介いたしますね。
目次
.jpでサイト運営したいあなたへ
以前「ドットコムハンター」という記事をお届けさせていただきました。カンタンに言えば「.com」ドメインだけがなぜか転売用に購入されるという現象です。この迷惑行為の本質について探っていきましょう。
勘違いで報告される理由
とても興味深いデータがあります。お客様へ正しい独自ドメイン名を伝えたにも関わらず6割の人はブラウザのバーに「ドメイン名+.com」を誤入力していたというデータです。つまり、多く人はドメイン名を聞いても思い込みで自分自身が考えている独自ドメインを入れてウェブサイトに訪れている可能性があるということですね。
これらはどんなドメインにも共通していると言えます。たとえば「.jp」で運営しているウェブサイトがあってもアクセス時に来訪者はブラウザアドレスバーに「.com」を入力している確率が高いという意味です。
実際に「運営サイトが売られていますよ」と誤解された経験がある人も少なくありません。とはいえ解釈の仕方はそれぞれ個人の問題なので運営側は後であらためてもう一度伝え直すくらいしかできませんよね。
真横で堂々と販売する転売ヤー
よっぽど特殊な文字列でない限り「.com」はほぼ確実に取得されて最終的には販売サイトで売りに出されます。
転売者側の思惑としては「現在マイナーなドメインで運営しているんだからいつか買ってくれるだろう」です。併せて「もしかすると他にも誰かどこかで同じドメイン名を探している人がいるかもしれない」といった具合。目線を合わせると売れる可能性が一番高いドメインを取得したいという気持ちは理解できますよね。
しかし、ある日突然隣で風呂敷を広げて同じ文字列のドメインを販売されると気分は良いものではありません。売れる確率で言えばもっとも高いので仕方ありませんができれば止めて欲しいというのが本音です。
知らないふりをしつつ後で抑える
当研究所としては以下どちらかの対策がベストだと考えています。
A. もし「.jp」で運営したいなら「.com」も同時に取得する
B. あとで「.com」を取り返したい場合は空いたら即日取得
後でも先でも構わないので「.com」は取得しておいてください。そして仮に「.jp」にこだわって運営するなら「.com」の設定ですべて「.jp」へ自動転送すればOKです。年間わずか1000円程度だけで実現できます。
でなければ「.jp」の運営中にずっと転売行為を我慢しなければなりません。もちろん、その間も誤って入力してアクセスするユーザーは多くいるはずなのであえて取得しておくに越したことはありませんよね。
いつの間にか空く独自ドメイン
今まだ「.com」を持っていなくても諦める必要はありません。意外と「定価購入できるチャンス」は多いです。過去にも偶然に買える機会があった独自ドメインの事例をカンタンにまとめておきますね。
・2012年に空いた「.com」(2001年に取得した所有者が失効)
・2022年に空いた「.com」(2011年に第三者が取得して契約失効)
・2023年に空いた「.com」(2003年に別の企業が取得して失効)
さまざまなパターンがありますが契約したドメインレジストラサービスを忘れてしまうケースもあったりすでに所有していても油断できないのがドメインとも言えます。運良く契約できたら大切にしましょう。
ドメインを定価で買えた人は幸運
今や色々な商品が高騰する時代です。ドメインの場合は高額で買っても更新費まで高くなることはありません。
仮にドメインを定価購入できたら年間わずか数千円。しかし、実際は第三者に高額販売されることが多いです。もちろん、転売の良し悪しは賛否両論ありますがどうせなら納得できる金額で買いたいですよね。

参照:squadhelp.com
ただ、状況次第では所有者から購入をしなければ手に入らない独自ドメインもあるのでケースバイケースです。
失効しないためにできること
タイミング良く独自ドメインを手に入れたら以下の3つだけ覚えておきましょう。
1. ドメインを購入した管理サービス名
2. 次回の契約更新が必要になるタイミング
3. それぞれを書き込んだメモを残すこと
サービスによっては「ドメインの契約期間を上書きできる」のでぜひ併せてご一読くださいね。手に入れた独自ドメインを失いたくないなら確実にメモして常時目を通せる状態にすることをおすすめいたします。
まとめ
本日は「.jpドメインでサイト運営したい人」に向けて解説させていただきました。
もし「.jp」でサイトを運営したいなら同時に「.com」も取得して自動転送をかけておくのがベストです。設定はカンタンなのでサーバー知識が少しあれば調整できます。対策せず放置しているといつの間にか取得されて上記でお伝えした通り高額転売されるのがオチなので先手を打つという意味も込めて押さえておくと安心ですね。
本記事がご参考になれば幸いです。
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