
WPホームページ研究所運営サポートチーム監修のオムスビ(@OMUSUVIcom)です。
ごく稀に「ブログ更新を従業員へ依頼しているけど集客につながっていない」といったご相談をいただきます。原因は状況によっても違いますが記事内容よりサイト設計の失敗だったり来訪ユーザー向けの導線がかみ合っていなかったりと仕組み側が不完全になっているケースも多いです。下記でご紹介いたします。
従業員がブログ記事を更新するだけで成果の出る設計まで作り込もう
過去に数々のウェブメディアを運営してきた経験から言うとスタッフ側に集客ができる記事をコンテンツとして書いてもらうのは正直むずかしいです。正確には「仕組み側で補うのが正しい」とも言えますね。
従業員に求めすぎない
まず「日記を書く」と「記事で集客する」は完全なる別物なので一緒くたに考えることが失敗の始まりです。
・日記を書く
・記事で集客する
整理しておくと日記は「日常の変化や周辺の出来事」が中心で、集客は「人を呼び集めること」なのでそもそも目的や中身からすべてが違います。そういった意味で言えばブログで日記を書いてもらっている従業員に集客用のコンテンツを作って欲しいと依頼する行為自体が見当違いです。この点はよく注意しておきましょう。
仕組みで補う方法
カンタンに言えば「システム化」が求められます。漁業で言う網を仕掛けるイメージに近いかもしれませんね。
集客にはかならず「設計が必要」です。たとえば記事に対してゴールの導線を確保したうえで来訪者ユーザーが目的を達成するまでの流れをあらかじめ逆算しておく必要があります。わかりやすく言えば結果を計算しながら記事を書くというのは至難の技。従業員にそんな技術があれば1人で独立しても即成果を出すことができます。
もちろん、システム化はシステム開発という意味ではありません。従業員が通常日記を更新するだけで自然と集客につながっていく設計そのものが必要になります。導線は仕組み側で補おうという考え方ですね。
多くの人は時間を捨てている
前提として「答えは1つではなく常に変化」していきます。その状況に合わせた最適なアプローチが求められてどれだけ柔軟に調整を繰り返すかでウェブサイトを通してもたらす成果も大きく変わるわけです。
・DTPにも精通した高いデザイン力を売りにしている制作会社
・親切かつ丁寧な治療で多方面から定評がある地域密着型の歯医者
・大手の車メーカーにも引けを取らない実力で整備ができる車屋
仮にどういった技術を持っていても伝わらなければ宝の持ち腐れになる可能性がありますよね。たまたま運良く偶発的に口コミが広がれば何もしなくても勝手に拡大していくケースもあるのですべてが該当するわけではありませんがそれはほんのひと握りです。大半は実力があっても結局誰にも気づかれず別のお店へ流れていきます。
これほどスマートフォンが広がってオンライン上でのやりとりも当然になりインターネットを使う人が増えても残念ながら現実に「設計の甘さが原因で成果につながっていないウェブサイト」はとても多いです。
A. あてもなく単純に日記を書く
B. 日記を書いて集客へつなげる
どういった導線設計を取り込めばサイト経由での成果が発生するかは全部データ解析に答えが書かれています。もし月に1件もお問い合わせがないといった状況なのであれば全体的な導線を見直しましょう。
まとめ
本日は「ブログ更新を成果へつなげる考え方」を解説させていただきました。
ひとことでブログと言っても無料ブログやワードプレスのブログなど色々な選択肢がありますよね。そのうえであなた自身のブログがどういった設計図で運営されているのかが重要だということです。場合によっては書けば書くほど他社の競合サービスに貢献する構造になっているケースも見受けられるので注意しておきましょう。
本記事がご参考になれば幸いです。
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