クレジットカード決済導入時に発生する手数料の話

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こんにちは、WPホームページ研究所の運営サポートチーム(@WP_LABO)です。

会員制サイトを運営する際は“手数料”が重要です。ただし手数料と言っても決済システムをレンタルするシステム利用料ではありません。ワードプレスを自前で組み上げるので決済会社側の手数料ですね。

クレジットカード決済導入時に発生する手数料の話

ずっと人気があるクレジット決済といえば「Paypal」。そして、最近伸びている決済システムが「Stripe」。両方とも手軽なクレジットカード決済システムですが手数料と使い勝手に差があります。

Paypal決済の手数料

ペイパルの決済手数料は「3.6%+40円」。

3.6%+40円(手数料)は業界で見るとトップクラスの低さ。ただ、会員制システムやオンラインサロンといった低額な料金の支払いでは手数料の比率が増えてしまうので注意しなければなりません。

たとえば「1000円」の決済では以下です。

1,000円 × 3.6% + 40円 = 76円(36 + 40)

もし商品代が1000円だとしたら結果的に手数料が7.6%へ膨らむ計算となりますよね。商品代が高額であれば決済ごとに上乗せされる40円も気になりませんが、小さな金額であれば負担になるかもしれません。

Stripe決済の手数料

ストライプの決済手数料は「3.6%」のみ。仮に「1000円」の決済では以下の計算。

1,000円 × 3.6% = 36円

もちろん、手数料だけでは比較できないのもカード決済手数料。最終的にさまざまな角度から考えてトータルでどの決済システムを導入するか考えなければなりません。個人的には導入の手軽さやカスタムの柔軟性からストライプを選ぶことが多いです。とは言ってもペイパルも非常に優秀な仕組みなので悩ましいところですよね。

先述した通りペイパルでは常に決済毎で40円が上乗せされます。そのため高額な決済では気にならなくても毎月少額な金額が請求される仕組みでは40円の膨らみが大きく負担になるケースがあります。

PaypalとStripeは両方素晴らしい

高額な決済であればペイパルもストライプもさほど手数料は気になりません。

ただし、毎月少額の課金を行う場合は上記で解説した通り比率的に手数料が膨らみやすいです。個人的には両方とも好きな決済方法なので「どちらを導入するか?」は構築するシステム状況によって選びますね。

業界老舗サービスのPaypalと新鋭サービスのStripe。手数料が安いのはStripe。すでに利用者が多い代わりに初心者さんが使い方でつまづくことも多いPaypal。ともに素晴らしいサービスですが少しコンセプトが違う部分もあるのでどういった点を重視するのかをよく考えて吟味してくださいませ。

まとめ

本日は「クレジットカード手数料」について解説いたしました。

クレジットカード手数料は自社サーバー型が一番安く、ショッピングモール型がもっとも高くなります。決済を導入する以上はいづれかを選ばなくてはなりませんのでよく検討してみてくださいね。

A. 自社サーバー型
B. レンタルカート型
C. ショッピングモール型

会員サイトでもショッピングサイトでも決済システムは必須です。すべてにメリットデメリットがあるので運営者さんの経験値からも考えるのがおすすめ。値段だけで飛びつかず総合的に判断していきましょう。

最短で売れるネットショップにはどのショッピングカートが最適か?

補足

あくまでもクレジットカード決済手数料は「運営者側の話」となります。

ごく稀にクレジットカード支払いに限って「料金を別で上乗せするお店」もありますが、本来は「ショップと決済会社の間に発生する費用なので購入者側に負担してもらう手数料ではない」というのが一般的。

個人的にクレジットカード払いの手数料はお店負担(業界最安の手数料は3.6%)で会社はStripe一択ですね。

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