コスパやタイパを求めていると見落としてしまうモノ

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こんにちは、WPホームページ研究所の運営サポートチーム(@WP_LABO)です。

コンテンツ運営では「コスパ」を意識しすぎると失敗しやすいです。ただ、コストパフォーマンスという考え方は非常に重要でどれくらいの効果があったのかを知るための基準がわかるモノサシとして使えます。

本記事では効率化の先で見落としやすい視点についてご紹介させていただきます。

コスパやタイパを求めていると見落としてしまうモノ

費用対効果が良ければ「コスパが高い」と言われますよね。わかりやすく言えば支払った費用(コスト)に対して得られた実際の効果(パフォーマンス)が大きいかどうかでコスパの良さは測定されます。

タイムパフォーマンス(タイパ)も考え方はほとんど同じです。時間対効果に対して指す言葉で一般的には多少高くても質の高い商品を購入する際に使われるのがタイパとなります。時間を買う感覚ですね。

つまり「時間に対してどれくらいの効果があったか」を示すために使われていてコスパもタイパも本質的には効率が求められるので結果的にパフォーマンスが優れていなければ悪い評価を受ける特徴があります。

人はなぜ効率を求めるのか?

最近は個人も企業でも「効率化」の課題を抱えていますよね。

たとえばブログ運営では「記事を書くスピード」が求められます。1週間で1記事を書くより5つ書く人の方が目で見える成果として評価されやすいので知らない間に効率化を追求してしまうループに陥ります。

もちろん、1週間で書いた1記事の方が結果的に大きな成果を出す場合もあります。そうなれば1週間で書く記事をどうにか3日間で書けるようにならないかと業務効率化を求めて圧縮しようとするわけですね。

カンタンに言えば「効率を求める姿勢」は結果を改善させる必須の工程となります。

パフォーマンスの求めすぎはNG

効率化はタイミングによってマイナスに働くこともあります。理由は過度なパフォーマンス追求はクオリティを保てないからです。結果を急ぐと正しい手順が踏めず質の維持ができなくなってしまいますよね。

さきほどの記事を書く例で言えば「1週間で1つ良質な記事を作成できるペース」を1週間で2つ作成するには2倍の速度が求められます。もし実現できればパフォーマンス向上という意味では正解となります。

ただ、実際に2倍速で同じ良質な記事を作成することはカンタンではありません。

1.5倍速で動画を見ると失うもの

たとえば1時間かけて50円安い商品を買うより「目の前にある高いお店で購入する」のもタイパの良さです。

また、10分の動画を1.5倍速で再生することもタイパの高さ。通常速度であれば全視聴に10分間かかるところを6分で見ることができますよね。もしインプット量が変わらないなら倍速は効率で考えると有効です。

ただ、倍速化してもインプット量や質を等倍と同じレベルにできるかは人それぞれとなります。そして浮いた時間を正しく活用できているかという視点もありますよね。せっかく時間を有効的に使い隙間を作ったとしても結果的に適切に使えていなければ意味がありません。倍速化と等倍で結果が違うかのABテストは必須ですね。

まとめ

本日は「過度な効率化追求で失うもの」について解説させていただきました。

食で言えばインスタントラーメンは究極のコスパです。コンビニですぐ手に入って100円程度でそこそこお腹もいっぱいになりますよね。逆に一流のお店に数万円出すことはタイパとしては良いです。低価格のお店では経験できない接客やサービスや料理など希少価値の高い上質な経験を手に入れることができるからですね。

効率性を突き詰めると存在していること自体が非効率になるのでコスパもタイパも適度な距離感がベストです。パフォーマンス向上も重要ですが大切なものを見落とさないように注意しておきましょう。

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