こんにちは、WPホームページ研究所の運営サポートチーム(@WP_LABO)です。
お問い合わせ情報の質を高めるために「さらに細かな情報」を受け取りたいといったご要望があります。たとえば送信元のIPアドレスや送信者が使用していたブラウザ情報などといった細かなデータです。
もし仮に「IPアドレス」がわかれば送信元の接続先を絞り込めます。IPアドレスで送信元がわかれば「どういったインターネットを接続して自身のウェブサイトに訪れているのか?」を判断できますよね。
さらに送信元のブラウザ情報がわかれば「Google Chrome」など『送信元が使用しているブラウザ種類』を洗い出せます。ウェブサイトに訪れる多くのユーザーが実際に使っているブラウザ種類が明確になれば「レイアウト崩れのチェックや視認性をあげる微調整」も的確に行えますよね。意外と重要な情報です。
目次
Contact Form 7でさらに細かく情報を取得する方法とは
ウェブサイトのサービスを向上するには細部の情報が必要となります。サイトオーナーは来訪ユーザーの誰よりも先回りして見落としなく事前チェックに取り組むのが重要な仕事になるからです。
以下ではContact Form 7に使えるタグ3種類ご紹介いたします。説明の後に実際にフォームの設定に当て込んだ例もご紹介させていただきます。では詳しくは以下で解説させていただきます。
Contact Form 7で使える便利なタグ3種類
送信元の情報を取得する際に使える便利なタグが以下です。
▼送信フォーム
[_url]
▼IPアドレス
[_remote_ip]
▼ブラウザ情報
[_user_agent]
1. 設置したフォームのURLを取得するタグ
Contact Form 7ではウェブサイト内に複数のお問い合わせフォームを設置できます。設置方法は作ったフォームのショートコードを差し込めばOKです。ただ、複数のURLで同じフォームが動作しているとしたら「どのフォームからお問い合わせがあったのか?」という点がサイトオーナーとして困ってきますよね。
A、B、Cのページに同じお問い合わせフォームを設置していると仮定して、よくお問い合わせにつながっているページを特定するには「どのページからのお問い合わせだったのか?」というデータが役に立ちます。
そこで以下のタグを使います。
▼送信フォーム
[_url]
このタグを使えばどのページから動作だったのかを絞り込めます。
2. 送信元のIPアドレスを取得するタグ
Contact Form 7 では送信元の情報(IPアドレス)も取得可能です。
▼IPアドレス
[_remote_ip]
IPアドレスは使い方次第。フォームを使ったスパム行為もありますのでセキュリティ的な意味合いも込めてIPアドレスを把握しておくことは大切です。送信元のインターネットサービスも絞り込めます。
3. 送信者が使っていたブラウザ情報を取得するタグ
先述した通り「来訪ユーザーが使っているブラウザ情報」は重要です。どんなブラウザ(Google Chrome等)によってウェブサイトの視認性を最適化する施策も行いやすく利用者に直結したデータだからです。
▼ブラウザ情報
[_user_agent]
では使い方に入っていきます。
Contact Form 7で使える便利なタグを使う方法
では上記で解説した内容を実際に使用する方法をご紹介いたします。
お問い合わせフォームのメニューからタグを差し込む
まずは「お問い合わせ < コンタクトフォーム」を開きましょう。
メッセージ本文内にタグを挿入する
次に設置済みのフォームを開きます。以下が管理者(サイトオーナー側)宛てに送信されるメール設定です。もし間違って「フォーム利用者に届くメール側に差し込むと利用者側へ届くので注意」しましょう。
管理者(サイトオーナー向け)宛てのメール本文にタグを差し込む
さきほどのタグを差し込めば準備完了となります。
タグの差し込みが完了したら「保存」を押す
最下部にある「保存」をクリック。
完了すると以下のメッセージが表示されます。
受信テストを行う
管理者宛てに送信されるメールに情報が含まれています。
フォームのカスタマイズは以上です。
まとめ
本日はお問い合わせフォーム(Contact Form 7)で詳細情報を取得する方法をご紹介いたしました。細部の情報を取得する場合はぜひお試しください。本記事はパスワード付きの記事となっていますので非公開コンテンツとなっています。ちなみにサイト内のキーワード検索を行なっても表示されませんのでご注意くださいませ。
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