記事を作成すれば集客できると考えているあなたへ

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こんにちは、WPホームページ研究所の運営サポートチーム(@WP_LABO)です。

当サイトでは記事を毎日更新しています。しかし、コンテンツを作成してもそれに伴った集客へつながるかというのはまた別の問題です。たまに「御社のやり方を参考にしてサイトを運営しているのですが思ったようなコンテンツマーケティングができません」といったご相談をいただきます。

本日は記事の作成を正しく理解していただけるよう可能な範囲で解説いたします。

記事を作成すれば集客できると考えているあなたへ

結論から言えば「すぐに結果が出る取り組みなんてほとんどない」ということです。

人によっては元も子もないと感じるかもしれませんが、その考え方をしているうちは高確率で成果は出ません。たとえば当研究所スタッフがとある日に取り組んだ1人の仕事量を洗い出しておきます。

・執筆する予定だった記事の作成(2個)
・次に書く記事タイトルを作成(3〜5)
・公開済み記事の全体的な加筆修正
・提供プラグインのバージョンアップ作業
・新しく作成するプラグインの設計と準備
・ウェブサイトの手動バックアップ作業
・ワードプレスを指定サーバーへ移行する
・新規プロジェクト用の独自ドメイン取得
・最近話題になっているトレンド情報収集
・お問い合わせメールの返信対応やりとり
・ランディングページの新規ライティング

そこそこ忙しい日のスケジュールですが、あなたにとって上記の作業量はどう感じますでしょうか?ちなみに細かい作業は書き出していませんが新規プロジェクトを進めるコンテンツの案出しも含まれます。

もっと細かくまとめると25項目は超えるのでいくつか省略している作業もあります。

記事を書けば成果が出ると考える人は脊髄反射的に物を考えている

どんなことも“翌日”に成果が出ればそれほどカンタンなことはありませんよね。

しかし、現実は違います。成果は遅れてやってきます。筋トレと同じです。たとえば女性ならダイエットやシェイプアップ、男性なら身体を大きくしようと「筋力トレーニング」に取り組みますよね。

でも筋トレは最低でも3ヶ月以上続けなければ見てわかる成果は現れません。

成果が出るタイミングは人によってまったく違うのはなぜなのか?

トレーニングの進め方によっては3ヶ月たっても変化がない場合もあります。1日1日の運動が少なくても着実に積み重ねていくことで少しずつ筋肉が成長して、いつの間にか身体つきが変わるのが筋トレです。

どんなことも即席(インスタント)で手に入れた結果はすぐに消えてなくなります。地道にコツコツと取り組んで確実に成果へ近づけていくことが基本です。思考を「インスタント化」するのは失敗の元。

大前提として成果をあせらないでください。できるだけ嬉しさを先延ばしできる考え方を覚えた方が近道です。

記事を書くことで褒められたいと考える行為はろくなことがない

当研究所のスタッフにとって記事作成は筋トレではありません。むしろ呼吸です。

正直に言えば「毎日更新を始めた頃」は“筋トレ”でした。それくらいコンテンツ作成は大変な作業でした。しかし日々コンテンツを書き続けることによって得られた結果はとてつもなく大きな価値になりました。

そして、気づけば呼吸するように記事を書いています。誤解を恐れずに言えば「公開しているコンテンツは集客目的で作っているわけではなく来訪者に学んでいただくため」だけに書き続けています。

来訪ユーザーが学んだ先に見えるものとその未来で待っている現実

綺麗事だけ話しても仕方ありませんよね。学んでいただいた先にはワードプレスを使うユーザーが増えてワードプレスが普及すればするほどお問い合わせが届く可能性も上がっていくわけです。

とはいえ正直、お問い合わせは「8割以上が失注」します。まさにパレートの法則そのまんまの割合ですね。そのうち文面を見れば成約するかしないかまでわかるようになるので労力が取られる心配もありません。

そもそも「記事の作成」は「頭の整理」です。つまり、普段頭で考えている内容をウェブサイトの記事として保存しておき、自分自身の記憶容量や思考スペースをしっかり確保しておくことが目的。

さらに記事が作成できるようになれば動画もラジオでもどんな媒体にも横展開できますよね。わかりやすく言えば「構成を作る力」が身につきます。文章力や構成力はずっと役に立つ生涯なくならない技術です。

与えて与えて与えまくればいい?は正しいとは言えない理由

よくインターネットでは「情報は与えて与えて与えまくれ!」と言われますよね。

当研究所の見解では「半分は正解で半分は間違い」だと考えています。もしかしたら人によっては「与え続ければユーザーから感謝されて申し込みにつながるのでは?」と思っているのかもしれません。

もちろん、読み手に価値を与えられない程度の記事しか書けないのは論外です。しかし、ためになる記事が書けるからと言って集客へつながるかどうかはまた別の問題ということを覚えておきましょう。

大切なのはもっと大枠にあるウェブサイト全体の設計(マーケティング)です。

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ウェブサイト経由で報酬発生する設計もすべてが市場の動きと一致

あなたは広告課金型と直接課金型の2つがあることをご存知でしょうか?コンテンツを作成する前段階でもっとも大切な課金モデルなので「安心講座」では第一にお伝えしている重要な内容です。

そして今現在、自分自身が運営しているウェブサイトはどっちの課金モデルを採用していて、どんな流れで報酬が入ってくる設計になっているかまでをしっかり把握できているかを確認してください。

下準備ができていないままコンテンツを作り続けても意味がありません。たとえPV数(閲覧した人の数)が少なくても設計方法さえ間違えていなければある程度は機能するのは立証済みです。

参考までに「1日100人も見ていないページで月15人以上成約したウェブサイト」もあります。大切なのは参入ジャンルとタイミング。アクセス数より設計力。そのうえでコンテンツが仕事をしてくれるわけです。

合計値です。

以前に「コンテンツが仕事をする」という記事を書いているのでご一読ください。

まとめ

本日はあらためて「記事」について解説させていただきました。

コンテンツは使い方次第です。正しい設計を行ったうえで、需要と供給を意識してコンテンツを作り続けていくことに意味があります。やはりバケツに穴が空いた状況でいくら頑張っても仕方ありません。

間違った努力は効率が悪いのでなるべく早くに卒業しましょうね。

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