こんにちは、WPホームページ研究所の運営サポートチーム(@WP_LABO)です。
分散型SNSのBlueskyではアカウント作成後にドメインとユーザー名を連携可能です。具体的には独自ドメインに特定値を設定してBlueskyアカウントと裏側で紐づけることで持ち主を証明する構造となっています。
下記で注意点をご紹介いたします。
Blueskyでドメインを連携する場合の注意点
以前分散型SNSとしてご紹介したBluesky。標準機能でドメインとアカウント名を連携させる方法があるので使い方を解説させていただきます。設定時の注意点を念のため下記にまとめておきますね。
1. 旧ネームが空いてしまう
Blueskyではデフォルトのユーザー名表記が「example.bsky.social」となっています。
ただ、本人証明としてドメインをユーザー名に設定すると「@example.bsky.social」が「@example.com」といった独自ドメインに置き換わって保存される仕組みです。注意する点は変更前のユーザー名ですね。
カンタンに言えば設定後は「example.bsky.social」が空くので第三者が取得可能になります。おそらく元ネームが空いてしまう仕様は後で変更されるはずですが現時点では誰かに取られてしまう状況に陥ります。
2. ドメイン設定に影響する
本人証明として独自ドメインを使える機能はTwitterにはないので画期的ですよね。
ちなみにドメインはすでにウェブサイトやメールとして使っていても影響なく設定を変更可能となっています。ただし、設定手順を間違えてしまうと「ウェブサイトが開かなくなったり今まで受信できていたメールが届かなくなったりトラブルに発展する可能性」も秘めています。そのため設定時は慎重に進めなければなりません。
Twitterで認証バッチのいざこざがあるだけに本人証明機能に注目が集まっています。
3. アカウントを複数準備する
Blueskyでは現在アカウントを作成するには「招待コードが必要」な状態です。
上記「1」でドメイン設定後に変更前のユーザー名が第三者が取得可能な仕様を前提とすればアカウントを複数所有することでユーザー名を確保することも可能です。自分自身で招待コードを使って1つ余分なアカウントを作成して変更前に使っていたユーザー名を先に設定するなど取得防止策を行なっておくと良いかもしれません。
元のユーザー名を誰にも取得されたくないという場合はそういった考慮が必要です。
まとめ
本日は「Blueskyで独自ドメイン連携する際の注意点」を解説させていただきました。
現在はクローズドな環境で開発が進められているBlueskyですが今後は元のユーザー名が第三者に取得されない仕様に変更されるのも時間の問題かもしれません。理由は後からドメイン連携を解除することになれば「新しく空いているユーザー名を指定して再設定する必要が出るから」ですね。場合によっては設定をうまく戻せずその場で利用をやめるユーザーも想定しなければならないので少し課題の残る仕様と言えます。
随時仕様変更が入っているので手順が変わったら本記事も同時に修正いたしますね。
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