こんにちは、WPホームページ研究所の運営サポートチーム(@WP_LABO)です。
ワードプレス最大の特徴は「柔軟性」にあります。プラグインを使えばたくさんの機能が追加できたり状況次第ではプラグイン同士を自動連携させたりとカスタマイズすればするほど複雑になっていきますよね。
ただ、好みに応じて新機能を追加していくと途中で実装した機能とバッティングする確率も高くなり仕様変更を繰り返すことで予期せぬトラブルに発展する可能性も上がりますので注意点をまとめておきます。
ワードプレスで外部パートナーにカスタマイズ依頼する場合の注意点
サイト運営ではなるべくシンプルな構造を目指すことが重要です。たとえばECサイトや会員サイトといった顧客データが存在しているウェブサイトでは仕様変更を行うと全体的な整合性を失うケースもあります。
1. 現在の仕様を整理する
まずは前提としてさまざまなカスタマイズや微調整を繰り返して今の状態があることを理解しておきましょう。
・資料請求や相談窓口用のフォーム機能を導入している
・納品時にアフィリエイトセンター化(代理店システム)済み
・限定コンテンツが中心の有料会員に向けたサイトを運営中
ウェブサイトの納品時から自分自身で仕上げた最終調整まで色々な機能が動いていますよね。現在運営しているホームページや個人ブログにどういったツールが導入されているか把握しておく必要があります。
2. 正常に動くかどうかチェック
ワードプレスでは動作確認が最重要です。設定を進める手順1つでエラーが発生する場合もあるので慎重に作業しなければなりません。もしプラグインが複数連動している場合はなおさら注意しておきましょう。
・作業依頼前の状態を残す(可能な限りスクリーンショットを撮る)
・現在のカスタマイズ仕様をまとめる(ドキュメントやテキストの資料)
・導入する機能が競合しないか確認(念入りな検証やチェック作業)
なるべく慎重に作業を進めて不慮のトラブルも想定しておくことが理想です。確認は念入りに進めてください。
3. 仕様変更は容易ではない
ごく稀に「機能追加はワードプレスの初期設定が要らないから楽」と勘違いされている人もいらっしゃいます。
上記でもお伝えした通りそもそもワードプレスは仕組み上でたくさんカスタマイズされた状態で動いています。当然、作りは前任者次第なのでどのように機能を追加しているか手順や方法も百人百様です。逆に言えば頭から何もカスタマイズされていない環境の方が作業しやすくトラブルが起こる可能性も低くなるわけですね。
はっきりと言えば「途中まで進めているから作業量が少ないと考えるのは大きな間違い」です。むしろソースを読み解かないといけないため手間が増えます。過去に行ったカスタマイズを仕様書にまとめていて即確認できるドキュメントをご用意されている場合は話も変わりますが何もなければ調査から始めなければなりません。
ちなみにカスタマイズは「手順を間違えると500エラーが出る」こともあるので冷静に進める必要があります。自分自身で作業を行う場合も第三者に依頼するとしても簡潔な仕様書を残すのがベストと言えます。
まとめ
本日は「カスタマイズ時の注意点」を解説させていただきました。
もし現在公開しているワードプレスサイトをカスタマイズされる場合はざっと仕様をまとめるところから始めるとスムーズに進められるかもしれません。前任者へ詳細を記述した資料作成を依頼するなら資料作成費用が必要になるので状況に応じて作っておくようにしてくださいね。仕様書が揃っていれば作業も迅速に進められます。
本記事がご参考になれば幸いです。
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