こんにちは、WPホームページ研究所の運営サポートチーム(@WP_LABO)です。
以前に「ChatGPT」を解説させていただきました。ワードプレスもAIもカンタンに言えば単純なテクノロジーでしかありません。本当に重要なのは「どうテクノロジーと向き合うのか?」という視点ですよね。
今話題になっているAI(ChatGPT)も使い方次第で得られる結果はまるで違います。どのように活用するのかは使い手側のアイデアやリテラシーによって変化するからですね。状況次第では自分自身の考え方自体を大幅にアップデートしなければ上手く使いこなせない場面もあるかもしれません。下記でざっくりご紹介いたします。
初期値で動作がまったく違うAI
人によってAIの解釈は異なりますよね。ある人は「単なる電卓」と答えたり一方では「神」と言われたりと評価が180度違うのもAI。これらは「指示する側の技術によって結果が違う」というのが主な理由です。
出力を変化させる実験
通常はロボットのように振る舞うAIも設定次第では人間っぽく調整することができます。たとえば100円の激安カレーを食べた感想をサンプルで生成してみました。下記が値を与えて3パターン出した結果ですね。
パターン1の回答
とても美味しかったです。具材も豊富で、スパイスの効いた味が特に印象的でした。食べ終わった後は満足感がありとてもリーズナブルな価格でこのような味を楽しめたことにも驚きました。
パターン2の回答
普通に美味しかったです。値段を考えると満足度も高く、味のバランスもよかったです。ただ、特に印象に残るような美味しさではなかったので喜びを感じるほどでもなかったです。カレーが苦手な人であれば嫌悪感を持つ風味かもしれません。特徴はありませんが全体的にはおいしいカレーでした。
パターン3の回答
味がまったく合わず、非常に不快な気持ちになりました。カレーの匂いや風味もとても苦手でした。最後まで食べることができずにカレーのほとんどを残してしまいました。このような味のものを提供することは許されないと感じ、怒りを覚えました。同じカレーはもう二度と食べたくありません。
文章全体を整えるために多少加筆はしていますがそれぞれ回答内容が違いますよね。あくまでも簡易的な検証でしかありませんが設定次第でこれほど出力に差が出るとすれば使い方の重要性が見えるはずです。
AIは単純なロボットではない
パターンが1から3に近づくほど厳しい口調のコメントを残すAIとして動いているのがわかりますでしょうか?
これらはすべて同じAIに質問した結果ですが、パターン1は柔らかい印象を受けて、パターン3では批判的な意見が含まれていたり使い方で実際に出力される答えが変わっているのがご理解いただけますよね。
AIをロボットとするか信頼できるパートナーに仕上げるかは使い手次第と言えます。
なんでもこなすクリエイター
先述した通り指示するのが上手であればあるほどパーフェクトな働きっぷりを見せてくれるのがAIです。
少し言い方を変えると優秀なエンジニアを「単なる作業者」だと考えて依頼すると適切なコミュニケーションが取れずに制作物(納品される成果物)にも差が生まれてしまう可能性があるのと似ていますよね。
AIでイラストを描く場合も文章を作るとしても依頼者側の技術力が求められます。
まとめ
本日は「AIの振る舞い方」について解説させていただきました。
出力に違いを生み出すためにパラメーターを細かく指定することで膨大なパターンを作り出すことができます。穏やかな回答をするAIも短気で怒りっぽいAIもすべては設定次第ということですね。百人百様さまざまな性格の人がいるようにAIにも事前の初期値として特徴を付与することでより人間っぽく動かすことが可能となります。
本記事がご参考になれば幸いです。
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